登場者 蜂

 





蜂は、水かめに隠れていた蜂が、猿を刺し、家から慌てて逃げ出すように仕向ける役割がありました。
蜂に刺された事が、子供の頃、1度ありますが、あの痛みは辛かったです。
刺されたところから、雷が走ったような痛みで、うなったり、泣いたりしていました。

まだ小学校低学年か幼稚園年長さんぐらいだったので、とにかく痛かった思いでした。
母が選択を取り込んだときに、まぎれていたんでしょう。
母にすがって泣いていたことを覚えています。

実は人を刺す蜂は、種類が限られています。
一番怖いのがスズメバチです。命の危険もありますね。
アシナガバチも人を刺します。

ただ、この蜂もむやみやたらに刺しているわけではないんです。
自分の巣を守るためです。
知らず知らずのうちにすに地被いてしまったら、敵とみなされ攻撃してきますから、
そっと、姿勢を低くして動かなければ、去っていきます。
においの強い食べ物や香水をもっていると、蜂は襲ってくる可能性があります。

スズメバチの場合は、黒い色を襲ってきます。これは、天敵のクマの色だからです。
もしとっさの時にあれば白いものをかぶるといいでしょう。

そういうわけで、お猿さんもさっと身を低くしたら、やり過ごせたのかもしれないですね。